理事長メッセージ
「中期ビジョン2028」のご紹介
令和7年(2025年)1月吉日
組合員の皆様
新年を迎えるにあたり、皆様の益々のご健勝を祈念申し上げます。
当組合では、新年度から今後3年間における中期計画として「中期ビジョン2028」を策定し、これから皆様と共に当ビジョンの具現化に取り組んでまいりますので、その概要を下記によりご紹介いたします。
当ビジョンを実現していく過程で、当組合で働く私たち自身が進化し、組合員の皆様からさらに信頼され親しまれる「設計けんぽ」を目指して努力してまいります。
記
1.計画名称
中期ビジョン2028―進化する設計けんぽの具現化に向けて―
2.対象期間
2025年4月1日~2028年3月31日(3年間)
3.計画概要
企画・広報・ICT関連
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中期ビジョンの年度毎の検証と見直しを実施しつつ、長期的な目標(5ヶ年計画)を設定・策定する。
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毎年1件以上の新規事業・新規業務の企画書を所管の委員会に提案する。
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組合と組合員並びに各事業所の担当者が活発に交流できるウェブサイトを構築する。
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ホームページを活用した各種申請手続きやアンケート調査の効率化・電子化を推進する。
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組合業務全般の業務プロセスを最適化し、データ共有とリレーショナル化による完全ペーパレスを実現する。
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イントラネット(職場内ポータルサイト)を活用した職員の人材育成、情報共有、協働・連携の効率化と高度化を推進する。
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ICT知識の向上を図り組合全体の情報リテラシーを高度化する。
総務・人事関連
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職員の意識改革に資する持続的な人事制度を構築する。
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職員の年齢構成等を踏まえた計画的な人材採用及び登用を実施する。
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BCP(事業継続計画)を確立し、想定演習を実施する。
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他の健保組合との交流・連携関係を構築する。
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「けんぽプラザ」の効率的かつ付加価値のある利用方法を検討し、事務及び健診エリアの動線・レイアウト、設備機器、セキュリティシステム等の見直しを行う。
財務・経理関連
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保険料率改定後の財務予測を行い、今後の料率見直しの可能性を検討する。
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予算と実績の比較及びキャッシュフローの月次管理を推進する。
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コストを意識した効果的・効率的な支出管理を行う。
適用・給付関連
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保険料債権の適切な管理と滞納保険料等の着実な回収を推進する。
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電子文書授受システムの利用事業所を拡大し、誤送付等のミス・事故を回避する。
保健事業関連
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毎年1件以上の新規保健事業の企画書を所管の委員会に提案する~提案活性化のきっかけづくりとして。
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福利厚生業者を活用した全国型保健事業の企画・展開を行う~全国すべての組合員の健康のために。
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けんぽプラザで実施している各種保健事業の有効性評価と見直しを行う~機能的な「けんぽプラザ」の実現に向けて。
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保健事業の広報活動を強化し活性化する~健康に関することはすべて「設計けんぽ」に聞いてください。
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健康管理センターと連携し、新たな保健事業を開拓する~組合員の健康と加入事業所の発展のために。
健康管理関連
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健康管理センターの健康診断体制の優位性・独自性・メリットを追求する(胃内視鏡体制の充実、歯科診療所のあり方検討、女性健診枠の増加、女性専用フロアーの新設、健診予約方法の変更など)。
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健康経営(健康企業宣言・健康経営優良法人)推進のための支援体制を確立し、積極的に事業所訪問等を行いコラボヘルス、データヘルス事業の展開を図る。
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当組合の第四期特定健康診査等実施計画書の目標数値達成に向けた行動をする。
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健康管理に係る各種データ、有益な情報、アドバイス、タイムリーな話題等をホームページ経由で継続的に広報する。
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年々増加しているメンタルヘルスへの対応を強化する。
以上、今後とも、皆様のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
全国設計事務所健康保険組合
理事長 戸松 嘉則